内容説明
相対性理論が提起した四次元時空の実在性をめぐる問題を考察する。時間に関する論理や認識、さらには自由の問題について、宇宙的視野から人生的視野にわたって縦横に翔けめぐる思索の挑戦。
目次
第1章 相対性理論と四次元時空(相対性理論の概説の部;哲学的考察の部)
第2章 連続性と矛盾の問題について(アキレスと亀;相対性原理に基づく「アキレスと亀」 ほか)
第3章 時間表象の問題について(時間の内省的考察;時空スキャンの世界モデル ほか)
第4章 倫理学的問題(自由論)(自由論に向けて;時間の流れと自由意志 ほか)
著者等紹介
村山章[ムラヤマアキラ]
1959年、愛知県生まれ。1983年、法政大学文学部哲学科卒業。現在、コンピュータのソフトウェア開発の業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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