内容説明
高齢者の生きがいとケア、フリーターの増加、不登校と子どもの成長、できちゃった婚など、わたしたちの日常生活の中で起こっている、人と社会の関係性の変化とその意味を、社会学的に問い直す。
目次
第1章 高齢者ケア―何が求められているのか?
第2章 生きがい支援―生きがいがなぜ社会的な課題となるのか?
第3章 フリーターの増加―フリーター=大人になれない若者なのか?
第4章 学校と不登校―不登校はなぜ起こるのか?
第5章 親密な人間関係―人びとの関係性はどう変化しているのか?
第6章 できちゃった結婚―結婚の「意味」はどのように語られるか?
第7章 子どもの自己発達―「育つ」とはどのようなことなのか?
第8章 他者を理解するということ―伝達という幻想と構築という可能性
著者等紹介
円岡偉男[ツブラオカヒデオ]
1964年生まれ。早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。研究分野、理論社会学・現代社会論。早稲田大学人間総合研究センター客員研究員。博士(人間科学)
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