内容説明
人間関係や個人の行動を、心理学的な“心”の問題としてではなく、関係のあり方や社会から捉えていく間主観性論の展開。間主観性概念の明快な整理と、この概念のもつ社会理論としての可能性を問う。イギリス社会学の若き俊英の初邦訳。ブルデュー論も収録。
目次
第1章 間主観性の諸次元
第2章 主観性、他性、そして間―根源的間主観性について
第3章 想像力、自我、そして他者―自我論的間主観性について
第4章 具体的な間主観性と生活世界―アルフレッド・シュッツについて
第5章 システム、生活世界、コミュニケーション的行為
第6章 間主観性と権力
第7章 生活世界の市民
結語 社会生成の現場
付章 ハビトゥス・行為・変動―ブルデューの批判的検討
著者等紹介
西原和久[ニシハラカズヒサ]
東京都生まれ。群馬大学助教授、武蔵大学教授を経て、1999年名古屋大学に転じ、現在、名古屋大学大学院教授(環境学研究科および文学部・社会学講座)。2002年マンチェスター大学社会学部客員研究員。早稲田大学・慶応義塾大学・立教大学非常勤講師。「現代社会理論研究会」代表。社会学博士
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