内容説明
『古事記』『日本書紀』の原典と考えられる『ホツマツタヱ』には、記紀に書かれなかった神代の真相がいきいきと描かれている。天体の成りたちを象徴する一音一字の神代文字によって、美しく格調高い五七調の長歌で綴られた神代の物語は、漢字以前の日本文化、日本のこころの原点を明らかにする。
目次
ういのひといき
1 天地開闢伝承
2 二神の国生み
3 常世国と橘
4 古代日本の教育
5 恵比須・大黒の伝え
6 大嘗祭の美意識
7 機織りの道
8 美吉野の子守宮
9 伊勢に坐す二神
10 日本の美意識と表現
著者等紹介
鳥居礼[トリイレイ]
1952年東京に生まれる。武蔵野美術大学卒業後、日本画の制作に没頭。1981年『秀真伝』に出会う。日本文化の本質がその中にあるのを知り、以後秀真研究に力を注ぐ。『秀真伝』の精神を抽出した鳥居流大和絵を描く
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