内容説明
弥生から古墳時代に移るころ支配者層は騎馬民族の出身者に替わった。イリ王朝(崇神・垂仁)やタラシ王朝(景行・成務・仲哀・応神)の天皇は、ほとんど百済や新羅からの渡来王ではなかったかと考えると「記・紀」に秘められている多くの謎が合理的に解釈できる。
目次
第1章 源平交替は、新羅・百済のせめぎ合い
第2章 軽皇子は新羅の文武王か
第3章 壬申の乱は新羅・百済の代理戦争
第4章 近江王朝は百済王朝か
第5章 欽明王朝は「百済系」か
第6章 任那諸国をめぐって
第7章 応神王朝の対外関係
第8章 「辰王」渡来説
第9章 伽耶は日本のルーツ
第10章 ウガヤ朝が朝鮮にあった