内容説明
天智の都、大津京。天皇はいかに統治し額田王はいかに歌ったか?大津宮を発見した著者が、万葉集とのかかわりを熱く語る。
目次
序章
1 動乱の東アジア
2 近江国と遷都
3 近江の都、大津京
4 壬申の乱と大津京の終焉
終章
著者等紹介
林博通[ハヤシヒロミチ]
1946年生まれ。滋賀県教育委員会文化財保護課技師・係長・財団法人滋賀県文化財保護協会調査課長・専門員(1972~1995年)、滋賀県立大学人間文化学部・大学院助教授・教授(考古学、1995~2011年)、現在、滋賀県立大学名誉教授。博士(歴史学)
鈴木靖将[スズキヤスマサ]
日本画家、創画会会友。1944年、滋賀県大津市に生まれる。新創作協会日本画部京都研究会に学ぶ。近江の万葉から全国各地の万葉故地を訪ね描き、万葉画展を開催しはじめる。2008年、JR湖西線西大津駅を大津京駅に改名する活動に関わる。2012年より、東日本大震災後の福島をはじめ、全国各地の万葉故地での万葉画展を開催しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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