内容説明
本書の一二三編の小稿は、子規一〇〇年祭を迎えるにあたって、明治期をよく生きた子規が二十一世紀に力強く羽搏くようにと願いをこめて、執筆したものである。俳句革新、短歌革新、文章改革、そして、写生画、書の表現にも情熱を注いだ、まさに「表現に生きる」35年の生涯であった。
目次
第1章 表現をはぐくむ
第2章 表現にあそぶ
第3章 表現をみがく
第4章 表現にいどむ
第5章 表現をきわめる
第6章 表現に生きる
著者等紹介
長谷川孝士[ハセガワタカシ]
1926年、広島県に生まれる。広島文理大学文学部卒業後、1966年から愛媛大学教育学部教授、兵庫教育大学教授、松山東雲女子大学教授を歴任したあと、1996年から松山市立子規記念博物館館長(2002年まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。