フォトジェン

フォトジェン

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  • サイズ B6判/ページ数 118p/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784787583871
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

しばらく眠ったかと思うと、フォトジェンは不思議にほっとしたいい気持ちで目がさめ、やっと夜明けが来たのだと思いました。しかし、まわりは暗闇でした。そして、空―いや、それは空ではなく、フォトジェンを見下ろしている水の精、ナーイアスの青い目だったのです。魔女に育てられた光の少年と影の少女がめぐりあい、二人が結ばれる美しい恋の物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

topo

5
フォトジェン 魔女に育てられた二人の子供。 闇を怖れ光の中で生きる少年フォトジェン。 光を怖れ影の中で生きる少女ニクテリス。 別々の世界で生きる二人が巡り会い 、互いの世界の美しさを分かちあう。 太陽の光のように強く暖かく、月光のように優しく美しい物語。2019/06/24

みよちゃん

3
ワトーという魔女は二人の子どもを手に入れます。昼間しか知らないフォトジェンと夜しか知らないニクテリス。太陽と月の存在を知ることになり、お互いが必要になる。まるでおとぎ話のよう、ラプンツェルの様に。魔女は何故、その様に支配したがるのだろう。成長とはその様な事かな?夜しか知らないニクテリスが初めて外に出て感じるものの描写がまるで自分が感じている様に思われ、そんな風に知らない事を感じる心をもっと増やしたい。2016/05/25

mabel

1
作者はどうしたらこの感性を失わずに大人になれたんだろう。「昼の少年と夜の少女」の別タイトルでの邦訳。それまで暗闇の部屋に閉じ込められていた少女が、はじめて外に出て夜というものに触れ、星や月を見、水の流れ、風を感じた瞬間のあの表現といったら。素晴らしい物語だと思います。

kimumaki

0
『フォトジェン』という本を読んだ。著者のジョージ・マクドナルドはあの『ナルニア国物語』のC.J.ルイスに影響を与えたらしい。短かったが内容が深く、寝る前に読みたい一冊という所。

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