目次
1 書評(希望の文学―小林孝吉著『椎名麟三の文学と希望―キリスト教文学の誕生』を読む;若き詩人の肖像―高良留美子著『わが二十歳のエチュード―愛すること、生きること、女であること』を読む;詩人の思想的軌跡をたどる―高良留美子の場合;上杉聰の部落史観―上杉聰『部落史がかわる』を読む;差別的日常を考える―ヘイトスピーチをうちくずす思想;新たなる「貧しき人々のむれ」―プレカリアートの問題;『青年の環』「炎の場所」を再読する)
2 評論(前進する文学―中上健次と梁石日;川元祥一論―「部落民」という実存;美作血税一揆と渋染一揆に見る部落問題)
3 小説(幽冥にて)
著者等紹介
河村義人[カワムラヨシト]
1962年、鳥取県生まれ。千年紀文学の会会員。社会理論学会会員。早稲田大学第一文学部(中国文学専修)卒業。在学中に、上海復旦大学に留学(中国現代文学専攻)、普通進修生終了。大学卒業後、(株)三井銀行に入行。(株)三井住友銀行を経て、関連会社に転籍出向。評論「前進する文学―中上健次と梁石日」で2015労働者文学賞「佳作」受賞。評論「部落問題としての美作血税一揆」で第45回部落解放文学賞「佳作」受賞。評論「川元祥一論―「部落民」という実存」で第46回部落解放文学賞「佳作」受賞。短篇小説「幽冥にて」で第46回部落解放文学賞「入選」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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