内容説明
冷戦構造の崩壊は、日米関係に新しい局面をもたらした。ブッシュ、レーガン路線を批判し、米国のあるべき姿を求める修正主義者たち。彼らはいま、日米関係をどのように捉えようとしているのか。その思考と行動を読み解く。
目次
修正主義者たち
1 修正主義者・先駆者たち(セオドア・H.ホワイト『日本からの脅威』;エズラ・F.ヴォーゲル『ジャパン・アズ・ナンバーワン』)
2 修正主義者・強硬派(チャルマス・ジョンソン『通産省と日本の奇跡―産業政策の発展』とその後;カレル・ヴァン・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』)
3 修正主義者・穏健派(クライド・V.プレストウィッツ『日米逆転』;ジェームス・M.ファローズ『アトランティック・マンスリー』の諸論文;ロバート・ホワイティング『菊とバット』から『さらばサムライ野球』)
4 修正主義者以後・悲観論者(『日本 2000年』リポート〈草案〉;パット・チョート「政治的優越性 日本の対米キャンペーン」;ウイリアム・S.ディートリッヒ)
5 修正主義者の新局面(ペロー現象とクライトン現象;ジャパンアズエネミー?;ジョージ・フリードマン、メレディス・レバード)
新しい日米相互理解のために
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