目次
第1章 なぜ、いま女の変身譚なのか―桜庭一樹インタビュー(幽閉された、闘う少女;閉鎖空間からの移動 ほか)
第2章 変身する女たち(ラフカディオ・ハーンにおける女の変身;変身する歌舞伎の女たち―阿国、お岩、そして風鈴お姫 ほか)
第3章 女の変身の歴史(怪説『妖尼公』―上田秋成における女の変身;ジェンダーと書記作用―シェイクスピア演劇における「男装」)
第4章 現代日本と女の変身(少女から女王へ―宝塚歌劇『ベルサイユのばら』と女性の男性性;汝、何ゆえ怪物となりしか―綾波レイについて ほか)
第5章 書評&ブックガイド(『紙芝居と〈不気味なもの〉たちの近代』について、あるいは越境する「民俗学的知」;特別寄稿 『西鶴と浮世草子研究』第2巻特集 「怪異」が目指すこと ほか)
著者等紹介
一柳廣孝[イチヤナギヒロタカ]
1959年、和歌山県生まれ。横浜国立大学教員。専攻は日本近代文学、日本近代文化史
吉田司雄[ヨシダモリオ]
1957年、東京都生まれ。工学院大学教員。専攻は日本近代文学、文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひめの たろう
0
青弓社6号 2008/05
アイリス
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桜庭さんのインタビュー目当てで。GOSICK=「ゴシック」+「GO→SICK」(病的な世界へ)を掛け合わせた造語。「白い果実」のジェフリー・フォード、スティーブン・ミルハウザー、皆川博子が好きらしい。地元がいい形で桜庭さんの出発点になっているようだ。上下の動きだとか、GOSICK執筆の際の編集者との話の内容がちょこっと書いてある。そこからの執筆時における意識の流れも。自分の好きな作品の背景がチラリズムされるのは興奮する。2011/05/15
コーデ21
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桜庭一樹さんインタビューは読み応えあり~♪2008/07/06
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