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出版社内容情報
「嫁の屁は五臓六腑をかけめぐり」──川柳、小咄、都々逸から平賀源内、一茶に西鶴、蜀山人、外骨、百鬼園、現代に生きるヘモリストまでおりこんだ奇談・哀話・滑稽譚の数々。おなら──このフシギな気体についての抱腹絶倒の百科全書。
1 体の中を風が吹く
(1)下へ向かう風を「下風」という
(2)昔は違った「屁」と「おなら」
(3)転矢気はどこに転ぶのか
2 おならは神仏とともにある
(1)屁ひりの神はなぜ末座か
(2)哀切な伝承を秘める「屁の宮」
(3)おなら神「奈羅須神社」の虚妄
(4)ブッという字は仏なりけり
3 これぞ、トラブル・メーカー
(1)おならに爆殺された男がいる
(2)奇襲一発! 錦の御旗逃げる
(3)巌たる事実「一発が三人死なす」
(4)新聞に見る屁種の刃傷沙汰
(5)要注意! 制服組は侮辱過敏症
(6)汽車の窓から罰金ひり出す
(7)監獄は「屁の都」である
(8)真空地帯でもガス弾炸裂
4 人生を変えたこの一発
(1)鳴らしすぎるとクビになる
(2)鳴らして得した人もいる
(3)ほれた仲でも我慢ができぬ
(4)花街の屁は色とりどり
(5)娘は悲し、出すも出さぬも
(6)全国民が待ちこがれた一発
5 “屁芸”の頂点をきわめる
(1)霧降花咲男の名は永遠に
(2)“花の都”パリを沸かせた男
(3)無名氏たう「詩と真実」
(2)頼りない風が人間を結ぶ
(3)香り高きこのパロディー
追跡レポート 奇書『屁』幻の著者を確定する
参考にした主な本
あとがき
内容説明
川柳・小咄・都々逸から平賀源内、一茶に西鶴、蜀山人、外骨、百鬼園まで織り込んだ奇談・哀話・滑稽譚の数々。
目次
第1章 体の中を風が吹く
第2章 おならは神仏とともにある
第3章 これぞ、トラブル・メーカー
第4章 人生を変えたこの一発
第5章 “屁芸”の頂点をきわめる
第6章 現代に生きるヘモリスト
第7章 おならを彩つたこの人物群
第8章 「生物みな兄弟」の連帯感
第9章 屁のような話あ・ら・かると
第10章 ミニコミの究極にあるもの
追跡レポート 奇書『屁』幻の著者を確定する
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びせんて
ぽよ
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TakaUP48
御神酒坂 慎一