出版社内容情報
厳しい自己批評と苦いユーモアと、そして内に詩を蔵して、海風のように逝った作家・阿部昭。その文学世界を「海辺」「父と子」「生活」「日記と手紙」「ルナール」「夏・海・動物」などのモチーフをとおして浮き彫りにする渾身の鎮魂歌。
はじめに――阿部昭の“死に方”
序 海辺
1 海辺の時間Ⅰ
2 海辺の時間Ⅱ
3 “一瞬”の光景
4 父
5 父をさがす子
6 兄
7 父と子
8 生活
9 言葉
10 日記と手紙
11 ルナール
12 夏・海・動物
終 挽歌
阿部昭著作一覧表と〈補注〉
阿部昭の読者――あとがき
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