コティングリー妖精事件―イギリス妖精写真の新事実

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コティングリー妖精事件―イギリス妖精写真の新事実

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787274397
  • NDC分類 147
  • Cコード C0072

出版社内容情報

コティングリー妖精写真は、1917年と20年にイギリスのコティングリー村に住んでいたいとこである2人の少女フランシスとエルシーが野外で出会った妖精の姿を撮影した不思議な写真である。公表されるやいなや真偽が話題になり、「シャーロック・ホームズ」シリーズの作者アーサー・コナン・ドイルなどを巻き込んで、当時のイギリスにセンセーションを巻き起こした。



この事件の調査に関わった神智学者エドワード・L・ガードナーが所有していた鞄が、100年を経て海を渡り、日本にやってきた。その鞄に入っていた貴重な新資料――「2人の少女と妖精」の5枚の写真プリントやネガフィルム、未公開の写真、手書きの手紙・文書などをフルカラーで紹介する。



資料の詳細な解説に加えて、社会的・文化的な背景や心霊写真との比較、写真にだまされる「楽しみ」を論じる論考も所収して、妖精写真から人々の感性や時代性を浮き彫りにする。

内容説明

1917年にイギリスで写真が公表されて、コナン・ドイルなどを巻き込んでセンセーションを起こしたコティングリー妖精事件―。この事件に関わる貴重な新資料をフルカラーで紹介し、社会的・文化的な背景を解説する評論も収めて、妖精写真をめぐる人々の感性や時代性を浮き彫りにする。

目次

第1部 新資料「エドワード・L.ガードナーの鞄」(新資料「エドワード・L.ガードナー遺品」紹介;ガードナーの鞄の意味;新史料に見る「コティングリー妖精写真事件」の再演、再構成の可能性;妖精写真奔走記)
第2部 コティングリーはいま(現在のコティングリー;コティングリーのいま、リーズ大学調査;「コティングリー妖精事件」100周年記念講演/現在のコティングリー村;ヘイゼル・ゲイナー氏インタビュー)
第3部 妖精事件をめぐって(コティングリー妖精写真と心霊写真;ジョー・クーパー;妖精写真「ごっこ」の真実;ポスト・ファクチャルなフェアリー事件のこと;写真にだまされる楽しみ;コティングリー妖精写真の航跡をたどって―エドワード・ガードナーの鞄とガラス乾板の冒険)

著者等紹介

井村君江[イムラキミエ]
英文学者・比較文学者。明星大学名誉教授。うつのみや妖精ミュージアム名誉館長。金山町妖精美術館館長。著書多数

浜野志保[ハマノシホ]
千葉工業大学創造工学部教授。専攻は近代ヨーロッパ視覚文化史・周縁科学文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

7
井村君江氏の入手した新資料の報告と解釈を中心に、コティングリー妖精事件の今を論じた一冊。収録された論考のうち特に印象に残ったのは二点。一つはドイル/心霊研究協会とガードナー/神智学協会の間に横たわる思想的緊張関係を指摘した赤井敏夫氏の論考。ホームズとワトソンに例えて紹介されることの多い両者の間に横たわる複雑な相克を指摘したのは示唆的。もう一つは、ガードナーが持つ妖精写真のガラス乾板に関するメリック・バローの論考。こちらは全く想定外の指摘だったため驚かされた。2021/07/16

ゆうやけPC

0
妖精さんを信じる人がいる限り、この事件も語り継がれるはず2021/12/17

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