出版社内容情報
2000年代後半以降、CD市場が縮小し音楽聴取形態が多様化するのに伴って、各地のフェス、コンサート、アイドルシーンなど、ライブ・エンターテインメント市場が音楽文化を牽引している。「音楽を楽しむこと」の意味は近年どのように変わってきていて、そこにはどのような社会的・文化的な背景があるのか。
音楽ライブを読み解くために「メディア」「産業」「法律」「教育」などの視点を解説したうえで、フェスやレジャー、アニソン、部活、アイドルなどの具体的なトピックスを基本的な知識も押さえながら解説する。
音楽とファンの関係、音楽がもつ政治性、LGBTなどの社会的なマイノリティとの関わり、ARなどの技術と音楽文化など、ライブカルチャーを概説しながら、現代社会の諸問題を考えるアイデアや論点を提示する。
まえがき
序章 ライブカルチャーの全体像
第1部 視点
第1章 メディア
第2章 産業
第3章 法律
第4章 政治
第5章 社会
第6章 アイデンティティ
第7章 教育
第2部 応用
第8章 アイドル
第9章 アニソン
第10章 ツーリズム
第11章 ライブハウス
第12章 ストリート
第13章 フェス
第14章 レジャー
あとがき
内容説明
「音楽を楽しむこと」の意味はどのように変わってきて、そこにはいかなる社会的な背景があるのか。ライブカルチャーを読み解く視点とトピックスの解説をとおして、現代社会の諸問題を考えるアイデアや論点も提示する。
目次
ライブカルチャーの全体像
第1部 視点(メディア;産業;法律;政治;社会 ほか)
第2部 応用(アイドル;アニソン;ツーリズム;ライブハウス;ストリート ほか)
著者等紹介
宮入恭平[ミヤイリキョウヘイ]
1968年生まれ。立教大学、国立音楽大学ほか非常勤講師。専攻は社会学、ポピュラー文化研究、カルチュラル・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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