内容説明
人気も実力もあるスターがトップになれないのはなぜ！？おかしいぞ宝塚！トップに立つことなく宝塚を去る彩吹真央退団公演の観劇日記、水夏希・愛原実花・音月桂・壮一帆のスター展望や『エリザベート』などの公演評を所収し、宝塚を食べ尽くす。
目次
第１章 スター展望（さよなら水夏希―劇団がプッシュして人気が出た「最後の男役」；さよなら愛原実花―「知的で力強い」娘役；おめでとう音月桂―邪悪な笑顔の両性具有者 ほか）
第２章 公演評（単純な二項対立が当てはまらないのが宝塚である―『ＴＨＥ ＳＣＡＲＬＥＴ ＰＩＭＰＥＲＮＥＬ』評；期待を裏切らなかったのは『なんでも鑑定団』の場面だけ！？―『ラストプレイ』評；カチャ＝シシィは「エリザベートという魂」の入れ物である―『エリザベート』月組東京公演評 ほか）
第３章 宝塚バカ一代の日々―「さらば、彩吹真央」
第４章 その後の宝塚バカ一代―すべて世はこともなく
著者等紹介
荷宮和子［ニミヤカズコ］
１９６３年、神戸市生まれ。いさましいチビの女子供文化評論家、食べテツ評論家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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shiho
0
面白いといえば面白いけどちょっと被害妄想もあるような2015/02/26
qoop
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感想、妄想、批評がモザイク状に混ぜ合わさった文章。主観客観の別を意識せず思いの丈を綴るというのは、ある種のフェミニズム的な言説を連想した。あるいは中島梓的なスタイルを。特に、憤り／諦観／恨み節と建設的な批判が表裏一体で綿々と綴られる中盤の重みは大きい。2014/06/15
みーちゃん
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濃い～・・・ ゆみこファンならではの、斬り方がオトコマエでした。2010/11/03
