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出版社内容情報
『銀河鉄道の夜』をモチーフにした『夜会 24時着0時発』やアルバム『おとぎばなし』など、みゆきが「おとぎばなし」に込めた数々の夢や願い、そしてアイロニーに思いをはせて、その言葉に織り込まれた女性の生きざまにセクシュアリティー論から切り込む。
"はじめに
うそとほんととおとぎばなし
一つめの部屋 おとぎばなしとしての夜会
序章 中島みゆきと『夜会』
第1章 『夜会vol.13 24時着 0時発』とファンタジーの構造
第2章 『夜会vol.10 海嘯』
第3章 『夜会vol.11,12 ウィンター・ガーデン』
第4章 『夜会vol.13 24時着 0時発』
二つめの部屋 おとぎばなしの行方
序章 「おとぎばなし」の恋愛論
第1章 春の誘惑――『熱病』『春なのに』
第2章 おとぎばなしへの旅立ち、おとぎばなしからの旅立ち――『もう桟橋に灯りは点らない』『家出』『蒼い時代』
第3章 春の訪れ――『私たちは春の中で』『シニカル・ムーン』『僕たちの将来』
第4章 春の終わり――『ふたつの炎』『遠雷』『てんびん秤』『新曾根崎心中』
第5章 ベッドのなかのおとぎばなし――『眠らないで』『雪・月・花』
第6章 おとぎばなしの結末としての別れの選択――『愛情物語』『寄り添う風』『I love him』
第7章 おとぎばなしにとらわれた女を見守る男たち――『夜風の中から』『ピエロ』『空と君のあいだに』
第8章 おとぎばなしにとらわれた女を見くだす男た"
内容説明
本書では中島みゆきの作品世界を開く鍵の一つとして、「おとぎばなし」を選んでみた。「おとぎばなし」という鍵を持って、著者は中島みゆきの世界の扉を開く。
目次
1つめの部屋 おとぎばなしとしての『夜会』(中島みゆきと『夜会』;『夜会vol.13 24時着0時発』とファンタジーの構造;『夜会vol.10 海嘯』;『夜会vol.11、12 ウィンター・ガーデン』;『夜会vol.13 24時着0時発』)
2つめの部屋 おとぎばなしのゆくえ(「おとぎばなし」の恋愛論;春の誘惑―『熱病』『春なのに』;おとぎばなしへの旅立ち、おとぎばなしからの旅立ち―『もう桟橋に灯りは点らない』『家出』『蒼い時代』;春の訪れ―『私たちは春の中で』『シニカル・ムーン』『僕たちの将来』;春の終わり―『ふたつの炎』『遠雷』『てんびん秤』『新曽根崎心中』 ほか)
特別室 中島みゆきとおとぎばなし
著者等紹介
藤田ひろみ[フジタヒロミ]
1960年、京都府生まれ。兵庫教育大学大学院修了。兵庫教育大学大学院研究生
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感想・レビュー
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茶幸才斎
miyu