出版社内容情報
人気抜群の姿月あさと、演技力抜群の千紘れいかの退団を惜しむ特集、舞台の華を支える幹であり根である脇役・助役にスポットをあてる小特集に、新公以下の若手発掘など、ますます充実の11号。1999年12月から2000年4月までの公演評も。
1 特集 サヨナラ姿月あさと、千紘れいか
(1)[姿月あさと]
①原石の歌声――「シンガー」と呼ばれた姿月あさと 鶴岡英理子
②拒・宝塚――嘆かわしきは、姿月あさとのコウモリ化退団 田中マリコ
③「一人勝ち」の宙組 小竹 哲
④あさとちゃんおこづかい帳 やのかおる
(2)[千紘れいか]
①娘役の運命 林優香子
②娘役への帰還――千紘れいかに想う 鶴岡英理子
(3)[羽純 るい]
サヨナラ! 羽純るい――タカラジェンヌという生き方 田中マリコ
(4)[真山葉瑠]
笑顔でさよなら、真山葉瑠 波環
(5)[多彩しゅん]
サヨナラ多彩しゅん 林 優香子
(6)[音羽椋]
前ぶれなき喪失――音羽椋退団へのあれこれ 鶴岡英理子
2 小特集 脇役・助役の醍醐味
(1)汝鳥伶・星原美沙緒・未沙のえる 小竹哲
(2)専科の名人たち 田中マリコ
(3)いま、組長が危ない! 草葉たつや
(4)大人の味わい――別格スターの存在価値 上念省三
(5)中堅、上級生
(6)新人公演以下の若手――将来楽しみ鴨川清作についての二、三の事柄 薮下哲司
(3)スミレ大戦 場外乱闘篇 その2
ガス人間の恋 八本正幸
9 [投稿]
目次
特集 サヨナラ姿月あさと、千紘れいか
小特集 脇役・助役の醍醐味
宝塚21世紀展望―最初は『ベルばら』でなく『ばらの騎士』
求められる宝塚歌劇の座席料金引き下げ…の声も出て、当然とちゃうかの話
プログラム・おもいつ記
寺田瀧雄の愛の世界
公演評「99年12月~00年4月」
新人公演評
連載コラム
シリーズ
著者等紹介
荒川夏子[アラカワナツコ]
静岡県生まれ。『七色いんこ』は、稲垣吾郎はよかったのに脚本はひどかった…。これなら荻田浩一や正塚晴彦に書かせたい。ジャニーズ系のアイドルにはタカラヅカの世界が似合うはず。キムタクの『聖者の横顔』、観てみたい…
小竹哲[コタケサトシ]
1964年、三重県生まれ。在阪民放テレビ局勤務。先日大阪で『夢人・ダイジェスト版』を演りました。調子に乗って夢人とイーグルの二役やったら、多重人格の狼藉みたいな全然別の話になってしまった
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。