クラシック恐怖の審判<br> オペラ大爆発!

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クラシック恐怖の審判
オペラ大爆発!

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787271259
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0373

出版社内容情報

「オペラのキモは歌」なんて格言にだまされ、燃えかすの三大テノールに熱をあげているようではダメだ! 現代では聴くべき歌手はほとんどいない、という衝撃の実態をふまえ、新しくて楽しくてハッピーな許流現代的オペラ鑑賞法を伝授する。

序 オペラのキモ、それは〈状況〉だ!  許光俊

1 オペラは映画で見ろ!――めくるめく仰天映像の世界  許光俊
 (1)プッチーニ『トスカ』 私を瞠目させた傑作映画――大口開けてのビックリ顔は超オペラチック!
 (2)ヴェルディ『椿姫』 二つの『椿姫』対決――「おれのかあちゃん、きれいだろ」は最高だ!
 (3)ストラヴィンスキー『放蕩者のなりゆき』 オペラ界最低のバカ主人公はこれだ!
 (4)プッチーニ『蝶々夫人』 グロテスクであるがゆえに真実を衝いた傑作
 (5)モーツァルト:オペラ・ブッファ三部作 あまりにも生々しく陰惨な……

2 特別寄稿 モーツァルト、『魔笛』を語る  聞き手 佐里江梨子

3 変態オペラの愉しみ  鈴木淳史

4 オペラを見に行く前にやらなければならない六つのこと  鈴木淳史

5 ドイツ・オペラ裏街道  吉澤ヴィルヘルム
 (1)ポスト・ワーグナーが楽しい
 (2)亜流ワグネリアン花丸印オペラ――ジークフリート・ワーグナー、プフィッツナー、ヴォルフ、オスカー・シュトラウスの場合
 (3)天才少年のロマン主義への夢――コルンゴルトの場合
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内容説明

そもそも、オペラは声を楽しむものだなんて、誰が決めた?音楽がいちばん大事なんて、誰が決めた?つまらない思い込みを捨てて、「総合芸術」であるオペラ本来の強烈な姿を見よ。これが、現代を生きるわれわれならではの、新しくて楽しくてハッピーなオペラ鑑賞法だ。

目次

第1章 オペラは映画で見ろ!―めくるめく仰天映像の世界
第2章 特別寄稿 モーツァルト、『魔笛』を語る
第3章 変態オペラの愉しみ
第4章 オペラを見に行く前にやらなければならない六つのこと
第5章 ドイツ・オペラ裏街道
第6章 恥不知夢現西洋歌舞伎―歌舞伎とオペラ
第7章 何かおかしいぞ新国立劇場と日本のオペラ
第8章 鼎談 新国立劇場改造計画

著者等紹介

許光俊[キョミツトシ]
1965年、東京都生まれ。東京都立大学大学院修了。横浜国立大学助教授。『クラシックを聴け!』(青弓社)ほか
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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