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出版社内容情報
現在もシリーズが放送され人気を博す、戦後日本の大衆文化を代表するコンテンツである『ウルトラマン』。作品内でウルトラ兄弟たちはこれまで誰を守り、何と戦ってきたのか。
上原正三や田口成光、鈴木清、山際永三ら、作品に関わった脚本家や演出家、映画監督にインタビューをして、『ウルトラマン』や『セブン』『タロウ』などの制作現場で「正義」の物語がどう紡がれたのかに光を当てる。
予算やスケジュールの都合、外部からの要求、視聴者の期待――映画からテレビへという大きな変化のただなかで、制作者たちが「テレビで物語を紡ぐこと」の意義を自問し思考し続けて、ウルトラマンが守る日常を作品ごとに作り上げたプロセスをたどる。
もう一つの特撮人気作品である『仮面ライダー』も参照しながら『ウルトラマン』シリーズの変遷を追い、文化を紡ぐ人々の営みと現場の葛藤から戦後日本の時代性をも照らし出す。
内容説明
戦後日本の大衆文化を代表するコンテンツである『ウルトラマン』。ウルトラ兄弟はこれまで誰を守り、何と戦ってきたのか―。上原正三や田口成光、鈴木清、山際永三らにインタビューをして、映画からテレビへという大きな変化のなか、制作現場で「正義」の物語がどう紡がれたのかを照らし出す。
目次
序章 「ウルトラマン論」の現在地を考える
第1章 タケダ・アワーと『ウルトラQ』
第2章 『ウルトラマン』のポリティクス
第3章 転換点としての『帰ってきたウルトラマン』
第4章 動揺と収斂を繰り返すウルトラマンの物語
終章 『ウルトラマン』の正義とは何だったのか
著者等紹介
花岡敬太郎[ハナオカケイタロウ]
1983年、千葉県生まれ。明治大学大学院特別補助講師。専攻は大衆文化史、日本近・現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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