出版社内容情報
「ケイリン」としてオリンピック種目にも採用されている日本発祥の自転車競技・競輪。
競輪は、戦後日本で公営ギャンブルとして誕生して、ファンの熱狂と度重なる廃止論のなか独特な発展を遂げてきた。選手とファンの関係、公的な運営組織と選手、競輪場と地域社会、競輪界とスポーツ界――さまざまな切り口から、当初からプロスポーツとして出発した競輪の戦後から現在までの歩みとドラマをたどる。
日韓対抗戦やガールズケイリンなど、近年の動向も踏まえながら、ファンでもあり研究者でもある著者が「働く者のスポーツ」=競輪の社会史を活写する。
内容説明
競輪は、戦後日本で公営ギャンブルとして誕生して、ファンの熱狂と度重なる廃止論のなか独特な発展を遂げてきた。選手とファンの関係、公的な運営組織と選手、競輪場と地域社会、競輪界とスポーツ界―さまざまな切り口から、プロスポーツとして出発した競輪の戦後から現在までの歩みとドラマを活写する。
目次
序章 文化としての競輪
第1章 自転車競技が公営ギャンブルになるまで
第2章 競輪の高度成長期
第3章 都市空間のなかの競輪場
第4章 競輪のスポーツ化
第5章 ギャンブルとスポーツの境界線上で―選手とファンは何を考えてきたのか
終章 競輪の「未来」―日韓対抗戦と女子競輪の復活
著者等紹介
古川岳志[フルカワタケシ]
1970年、兵庫県生まれ。大阪大学・関西大学・大阪商業大学など非常勤講師。専攻は文化社会学、スポーツ社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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沖縄電鉄社長