内容説明
高度に情報化され、個々人の選択と責任がきわめて重視される現代社会を生き抜く人々のありようを「個人化」という視角から読み解き、家族や宗教、貧困、労働、自由、愛、セックス、暴力など多様な素材をもとに流動性が高まり不安定で不確実な社会状況を透視する。
目次
語られる人生、生きられる物語―ひとつの序曲
第1部 存在のあり方(労働の隆盛と衰退;ローカルな秩序とグローバルな無秩序 ほか)
第2部 思考のあり方(批判―私化され武装解除された;進歩―同じものと異なるもの ほか)
第3部 行為のあり方(愛は理性を必要とするか;私的な道徳と不道徳な世界 ほか)
著者等紹介
バウマン,ジグムント[バウマン,ジグムント][Bauman,Zygmunt]
1925年、ポーランドのポズナニのユダヤ人家庭に生まれる。ナチス侵攻によりソヴィエトに逃れ、第二次世界大戦後ポーランドに帰国。学界に身を投じワルシャワ大学教授となるが、68年に反体制的知識人として同大学を追われる。イスラエルのテルアヴィヴ大学教授などを経て、リーズ大学名誉教授、ワルシャワ大学名誉教授。現代の社会学界を代表する理論家である
澤井敦[サワイアツシ]
1962年、三重県出身。慶應義塾大学法学部教授。専攻は社会理論、社会学史、死の社会学
菅野博史[カンノヒロシ]
1965年、東京都出身。帝京大学文学部講師。専攻は理論社会学、社会システム論
鈴木智之[スズキトモユキ]
1962年、東京都出身。法政大学社会学部教授。専攻は理論社会学、文化社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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