内容説明
外国人労働者たちは日本に来て、滞在し、ある者は定住してある者は帰国するなかでどのような経験をしているのか。滞日ムスリム移民の活力ある実態・現実を、来日から帰国後までを射程に収めて明らかにしたフィールドワークの成果。
目次
滞日ムスリム移民の軌跡をめぐる問い
第1部 移住と定住の分岐点(親族集団から個人へ―現代の遊牧民・トルコ系シャーサバンの日本出稼ぎ;創り出される労働市場―交錯する求職ネットワーク;「ガテン」系への道―労働への適応、消費への誘惑)
第2部 移民コミュニティと越境するネットワーク(越境する食文化―滞日ムスリムのビジネスとハラール食品産業;トランスナショナルな企業家たち―パキスタン人の中古車輸出業;イスラーム・ネットワークの誕生―モスクの設立とイスラーム活動)
第3部 ふたたび越境するという経験―故郷に帰ったムスリム移民(滞日経験のバランスシート―帰国の経緯とその後の状況;消費社会のスペクタクルとトランスナショナリズムの逆説―バングラデシュの移民家族と開発される欲望)
著者等紹介
樋口直人[ヒグチナオト]
1969年、神奈川県生まれ。徳島大学総合科学部准教授。専攻は移民研究、社会運動論、政治社会学
稲葉奈々子[イナバナナコ]
1968年、埼玉県生まれ。茨城大学人文学部准教授。専攻はフランス地域研究、移民研究
丹野清人[タンノキヨト]
1966年、茨城県生まれ。首都大学東京人文科学研究科准教授。専攻は移民研究、労働社会学
福田友子[フクダトモコ]
1973年、千葉県生まれ。東京都立大学社会科学研究科博士課程。専攻は移民研究、国際社会学
岡井宏文[オカイヒロフミ]
1980年、大阪府生まれ。早稲田大学人間科学研究科博士課程。専攻は移民研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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牛タン
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くろまによん
みるくちー