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出版社内容情報
人はなぜ勲章をありがたがるのか? さまざまな勲章の原価や材質、重さや大きさから質屋の相場までを一挙に公開。さらに最下級勲章に生涯こだわったヒトラーや、勲章辞退の草分け森鴎外など、勲章をめぐる悲喜こもごもの逸話を一覧する。
プロローグ 竹内浩三上等兵の遺骨は還らず
1 勲章四代の意外な点景
(1)明治――大津事件の哀しい狂言回し
(2)大正――原敬、森鴎外のむなしい辞退
(3)昭和――
内容説明
たかが勲章、されど勲章、文化勲章に国民栄誉賞、そして褒章…受章者が首からぶらさげて、うれし恥ずかしそうに写真に収まる、あの勲章って、いったいなんだ?勲章の源流を求めてヨーロッパの十字軍やイギリスのガーター勲章、ナポレオン制定のレジオン・ドヌール勲章の歴史をたどり、さらには日本初の勲章を求めて幕末へ。勲章の原価や重さ・大きさ、日本人初の受勲者から、ヒトラーと勲章の関係、勲章を断った森鴎外、勲章のために贈収賄で捕まった人、質屋に流された勲章まで、勲章にまつわる悲喜こもごもの裏話を軽妙に語る勲章百科。
目次
第1章 勲章四代の意外な点景
第2章 歴史は遠くヨーロッパ
第3章 いま、勲章ってなんですか?
第4章 勲章世につれ人につれ
第5章 武運つたなく文運栄える
第6章 “勲章革命”チャンスに不発
第7章 勲章は死なず消えもせず