内容説明
八〇年代雑誌黄金期から『ａｎ・ａｎ』『クロワッサン』『Ｔａｒｚａｎ』…など数多くのエディトリアルデザインを手がけてきた著者が、自らの経験から見えてくる「デザインの型」をユニークな視点で語る、匠が教えるレイアウトの原則。
目次
第１章 ページ構成を「型」として身に付ける―アスリートになる（斜行構成１―谷川型；斜行構成２―列島型；斜行構成３―落雁型・天地人型 ほか）
第２章 フォーマットの考え方、作り方―アーキテクトになる（媒体特性とフォーマット設計１―報道系フォーマット；媒体特性とフォーマット設計２―報道と娯楽の間；媒体特性とフォーマット設計３―基本三要素 ほか）
第３章 アートディレクション―宗匠になる（ページ展開法１―起承転結・序破急；ページ展開法２―男絵巻と女絵巻；一冊の展開 ｃａｓｅ ｓｔｕｄｙ１―ｍｅｔｒｏ ａｇｅ ほか）
著者等紹介
鈴木誠一郎［スズキセイイチロウ］
東京教育大学中退。１９７３年、有限会社集合デン設立とともに取締役。１９８０年に女性誌『ａｎ・ａｎ』『ＥＬＬＥ Ｊａｐｏｎ』その他各種雑誌のアートディレクターを歴任。１９８７年、株式会社集合デン代表取締役社長、１９９１年、同代表取締役会長。１９９３年、合併と社名変更により株式会社アレフ・ゼロ代表取締役会長。現在、株式会社アレフ・ゼロ会長、株式会社ＡＺホールディングス代表取締役社長。社団法人日本広告制作協会常務理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キリル
6
レイアウトにおける基本パターンを「型」として解説し、フォーマットやデザインについても解説しています。実例が豊富で分かりやすいのですが、情報量が多く結構読むのに苦労しました。独創的なデザインを作り上げるためにも「型」を理解しておくことの大切さが分かりました。コラムもデザインに関係するちょっと深いところを多く取り上げていて面白かったです。2016/07/02
あおい
2
友人にすすめられて読んでみた。 読んでみると”なるほど！”である。 有名雑誌のレイアウトはいつも読みやすいなぁと思っていたが、この型をつかっているのか。 よくデザインはセンスだけではなく知識があればというが この本はとても汎用性の高い貴重な一冊だと言える2025/03/09
戸塚こだま
2
レイアウトの基本パターンを「型」として解説する本。ほぼ縦組・雑誌媒体メインながら、原理を意識させる説明ばかりで汎用性が高い。実例集でもあり情報量大。良い。2014/11/27
嘉村 崇宏
1
基本の型と構成方法、効果と原理、多数の作例にコラムと、薄いながらもなかなか情報が多く、そして面白い。この本を繰り返し読んで、実践して、レイアウト技術を身につけ、感覚を養いたい。2015/02/28
ＭＲ直毛
0
一章にのってるレイアウトの型は日常を通しておぼえておきたい。2014/10/05
