中国の死神

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中国の死神

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787220998
  • NDC分類 387
  • Cコード C0026

出版社内容情報

中国の死神である「無常」。寿命が尽きようとする者の魂を捉えにくるこの冥界からの使者は、日本では無名だが中国ではよく知られた民間信仰の鬼神である。冥界と密接な関係をもつ廟で盛んに祀られ、その信仰は中国にとどまらず台湾や東南アジア各地にまで広がっている。



「白と黒」のペアで存在することが多い無常は、謎の高帽子をかぶったり長い舌をダラリと垂らしたりと、強烈な視覚イメージで中国人のあいだに根づいている。だがその一方、無常がいつ、どの地域で、どのように誕生して現在に至るのか、なぜ人々は死神を拝むのか、そうした無常信仰に対する客観的な考察はこれまで十分になされてこなかった。



本書は、2年半に及ぶ中国でのフィールドワークに基づきながら、無常の歴史的変遷を緻密にたどり、妖怪から神へと上り詰めたそのプロセスや背景にある民間信仰の原理を明らかにする中国妖怪学の書。貴重な写真をフルカラーで130点以上収録。

内容説明

中国の死神である「無常」は、中国ではよく知られた民間信仰の鬼神である。フィールドワークに基づきながら、無常の歴史的な変遷を緻密にたどり、妖怪から神へと上り詰めたそのプロセスや背景にある民間信仰の原理を明らかにする中国妖怪学の書。

目次

まえがき なぜ無常なのか
序論 謎多き無常
第1章 無常を採集する
第2章 無常を観察する
第3章 無常を考察する
結論 つまるところ無常とは
あとがき―再び、なぜ無常なのか

著者等紹介

大谷亨[オオタニトオル]
1989年、北海道生まれ。中央大学文学部卒業後、東北大学大学院国際文化研究科に進学。同大学院在学中に、廈門大学人文学院に高級進修生として留学。2022年、東北大学大学院国際文化研究科で博士号(学術)を取得。現在、東北大学大学院国際文化研究科フェロー、無常党副書記。専攻は中国民俗学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

37
すごいインパクトのヴィジュアルをした表紙の彼は、「無常」という中国の死神。死んだ人の魂を捕まえて冥界に連れていく役目をしているそうです。筆者はこの日本ではあまり知られていない神様にゾッコン惚れ込んで中国各地の廟を歩き回り土地の人からも話を聞きながら、無常の成り立ちや白と黒ふたつの無常が生まれた経緯などを論文にしました。それが本書です。丁度併読していた「点石斎画報」の抜粋「中国妖怪鬼神図譜」にもチラホラ現れる白無常と黒無常の存在に一気に惹き付けられました。でも日本の中国寺院や廟で見た覚えがない😅2024/02/16

りー

27
著者が言う「中国の死神」とは、清代に成立したとおぼしき、死者の魂を冥界へ導く2人組の神「白無情」&「黒無情」である。白はノッポで長い舌を出し、黒はチビで顔だけの地域もある、という魅力的な造型にビビッときた著者が🤤ヨダレをたらさんばかりに中国各地をフィールドワークして纏めたのがこの本。無情への愛が溢れる文章と臨場感溢れる写真に、読んでいてワクワクした。共産党の「浄化」の手を逃れ、よくぞ生き残っていてくれたと言うべき本来の中国の面白さよ。立体地獄の写真が特に良かった!残っていってほしいなぁ~。2024/04/21

さとうしん

27
出だしの軽さとは裏腹に、中身は無常のイメージと伝承の地域的、時代的変遷、そして鬼から神への変化を追った本格的な中国民俗論というか中国妖怪論となっている。結論的にはその変遷の過程は、本書の言葉を借りればベン図的な複雑なものになるようだ。間に挿入されている「無常珍道中」は調査旅行の実際とコロナ前の中国の状況を伝えてくれる。台湾の妖怪論はぼちぼち出てきているが、大陸の妖怪論も今後の充実に期待したい。2023/07/18

tom

22
書名と表紙の写真に興味を惹かれて図書館に注文。子どものころ中国で暮らし、そこで見た「無常」にインプリンティングされて、中国学に熱中することになった男が書いた本。「無常」には黒白あり、いわゆるバケモノの類。中国(漢民族)では、人は死ぬとみんな地獄(鬼界)に行く。人の霊魂を引っ張ってくるのが「無常」の仕事。この霊魂の中には悪いことをする奴もいる。これを鎮圧するのも「無常」の仕事。この「無常」が中国史の中でどんなふうに形成されたかを解き明かすのが著者の目的。見えない中国がここにあるのかと驚きながら読む。2024/03/01

noko

12
インパクトのある表紙を見てこれは読まねば!となりました。中国の鬼の話です。大谷氏の本は初めてですが、楽しい語り口です。日本の鬼は虎のパンツに角がありますが、中国の鬼は見た目が全く違います。鬼=無常。人から魂を奪っていったり、時には公安のように悪い人も捕まえるらしい。二人一組で白無常と黒無常がいます。地域によっては名前がついていて、謝さんと范さんです。しかし二人の無常には格差があります。白無常が人気があり、黒無常が不人気。白無常がソロで祀られている廟があるのに、黒無常がない廟もある。その不思議な無常の研究。2024/03/12

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