内容説明
現代社会に大きな波紋を投げかけている新宗教とは、いったい何なのか?新宗教運動の成立過程から既成宗教との関係、精霊信仰の再生、海外での動向と新霊性運動の展開までを対象に新宗教の宗教史的位置づけを考察し、救済宗教の現在の位相を問う。
目次
現代救済宗教論
第1部 新宗教とは何か(新宗教の範囲;新宗教の発生基盤;新宗教の諸類型)
第2部 大乗仏教と新宗教(大乗仏教と新宗教;権威の危機と法華系新宗教)
第3部 民衆宗教と近代(日本の近代化と民衆宗教;新宗教の精霊信仰と民衆文化)
第4部 現代世界の中の日本新宗教(日本の新宗教の異文化進出;新宗教と新霊性運動)
著者等紹介
島薗進[シマゾノススム]
1948年、東京都生まれ。東京大学大学院教授。専攻は宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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