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内容説明
本書は大東亜戦争に関連して昭和十五年九月から同二十六年三月までに殉難された方々四九〇名(含氏名不詳五)の遺詠一、一三四首(含長歌四首・漢詩三編・詩四篇・俳句二)と若干の手記を収録したものである。
目次
大東亜戦争殉難遺詠集
歌集 悲天より「草莽」(三浦義一)
歌集 みたみわれ(抄)(影山正治)
詩篇(田中克己)
詩集 白鳥(抄)(増田晃)
詩篇/詩論 詩人の責務について(山川弘至)
著者等紹介
田中克己[タナカカツミ]
明治44年、大阪府に生れる。東京帝大入学後は「コギト」に拠り、昭和13年に第一詩集「西康省」刊。平成4年歿
三浦義一[ミウラギイチ]
明治31年、大分県に生れる。早大に学ぶ前後から短歌に親しみ、一時北原白秋の門に在った後、国事に奔命の間も作歌を廃さず、昭和28年「悲天」刊。同46年没
影山正治[カゲヤママサハル]
明治43年、愛知県に生れる。早く始めた作歌を、国学院大学卒業後、囚われた獄中で再開し、大東塾を率いる活動のなかで、昭和16年「みたみわれ」刊。同54年自決
増田晃[マスダアキラ]
大正4年、東京府に生れる。東京帝大の法学部に入学後、中心となって創刊した「狼煙」に詩作を発表し、昭和16年に刊行の「白鳥」で詩壇の注目を浴びた。同18年戦没
山川弘至[ヤマカワヒロシ]
大正5年、岐阜県に生れる。折口信夫に師事した国学院大在学中から、詩歌、評論に頭角を現し、昭和18年には詩集「ふるくに」他二著の刊行をみるも、同20年戦没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 洋書
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