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目次
萩原朔太郎詩抄(純情小曲集/月に吠える/蝶を夢む/青猫/氷島ほか)
虚妄の正義より
絶望の逃走より
猫町
恋愛名歌集(抄)
郷愁の詩人 与謝蕪村
芭蕉私見
日本への回帰
著者等紹介
萩原朔太郎[ハギワラサクタロウ]
明治19年、群馬県に生れる。北原白秋に親炙するとともに、白秋の「朱欒」を通じて室生犀星と交わりつつ新しい詩風を模索した成果は、大正6年に刊行の処女詩集「月に吠える」に一挙に現れ、鋭敏にすぎる感覚それ自体を、そのまま言葉の造型に象った一巻で詩壇の先端に立つ。同11年の「青猫」以下「純情小曲集」「氷島」等の詩集を含め、評論を併せた作品群を発表。昭和17年に歿した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイキ
2
『萩原朔太郎詩抄』は保田與重郎による撰のもので、中でも「氷島以後」の補遺の中に採録されている「南京陥落の日に」は、保田によると戦後の全集には当初削除されていたらしく、大変嘆いていました。この詩と『氷島』全篇に加え、抄録ながら『恋愛名歌集』等も収録されている価値の高い一冊。「独り、歌だけが昔から不易であり、今日に至つて尚廃らず、永久の生命を持つてゐるのは何故だらうか。けだし日本語の韻文として、過去現在のすべてを通じ、他に之れに換る者がないからである。換言すれば日本語として、歌が構成し得る最上の韻文である。」2016/11/14
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