新学社近代浪漫派文庫<br> 登張竹風・生田長江

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新学社近代浪漫派文庫
登張竹風・生田長江

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  • サイズ 文庫判/ページ数 353p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784786800726
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0195

目次

登張竹風(如是経;美的生活論とニイチエ)
生田長江(夏目漱石氏を論ず;鴎外先生と其事業;ブルヂョアは幸福であるか;有島氏事件について;無抵抗主義、百姓の真似事など;『近代』派と『超近代』派との戦;ニイチエ雑観;ルンペンの徹底的革命性;詩篇)

著者等紹介

登張竹風[トバリチクフウ]
明治6年、広島県に生れる。東京帝大に学び論壇で主に近代のドイツ文学を説いたなかでも、ニイチェに言及したのは、その最も早い紹介とし、明治34年に高山樗牛が「美的生活論」を発表すると、「美的生活論とニイチエ」を以て樗牛に同じたことから「美的生活論争」を惹起する。その後も、評論に加えて小説にも才を揮うが、一貫してニイチェへの関心は凝って、大正10年「ツァラトゥストラ」の序章を親鸞の宗教信仰に則して訳註、論評した「如是経序品」となって現れ、日本の文人の俤を鮮かに示した。「如是経」が「序品」のみで終った後、昭和10年には新たな全訳を「如是説法ツァラトゥストラー」として刊行し、同30年に歿

生田長江[イクタチョウコウ]
明治15年、鳥取県に生れる。第一高等学校在学中から「明星」に詩文を寄せ、東京帝大を卒業後、文芸批評に携る一方、明治44年「訳本ツァラトゥストラ」を刊行したのに続く「ニイチエ全集」の訳業は、近代日本の精神界に裨益する。その間佐藤春夫を見出しては、平塚らいてうらの「青鞜」の命名者として同誌の創刊に関わり、大杉栄、堺利彦らとの交りを通じて体制への批判を次第に強めるが、大正12年刊行の「ブルヂョアは幸福であるか」によく窺われる芸術に立脚した文明観は、社会主義と一線を画し、やがて「超近代派」を唱えるに至った。宗教的なものに沈潜した晩年は小説「釈尊」の執筆に専心し、その上巻を出した翌昭和11年に歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ダイキ

5
大学図書館。夫々高山樗牛に継ぐニーチェの紹介者で、登張竹風は『ツァラトゥストラ』を仏教書として論じ註釈した画期的な『如是経』を記し、保田與重郎はこの書によって西洋文学の真の読み方を知ったと謂います。生田長江はニーチェ全集の完訳を果たし、漱石の『それから』に寺尾として登場するので有名かも。長江は所謂「近代の超克」という事を主張した最初期の人物であり、思想面はもとより文体の面でも保田に多大な影響を与えているそうですが、文体に関してはよく解りませんでした。兎に角大変関心の湧いた二人です。長江の詩篇が素晴らしい。2016/07/22

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