出版社内容情報
鬼、天狗、コナキ爺、河童、化け猫、ザシキワラシ……古来描かれてきた妖怪画の数々とともに、伝承や古典文学に現れたもののけの世界を探る。大判で好評の一冊を手に取りやすいサイズで。
著者情報
1932-2016。国立歴史民俗博物館名誉教授。帝塚山大学名誉教授。専門は民俗学、民具研究。
内容説明
鬼、天狗、一つ目小僧、コナキ爺、河童、小豆洗い、海坊主、雪女、塗り壁、化け猫、ザシキワラシ…日本人はどのように妖怪を思い描いてきたか―たくさんの妖怪画と全国各地の言いつたえから、そのふしぎな世界がわかる。カラー図版多数!山から、水から、里から、屋敷からもののけ大集合!
目次
1 山の妖怪(妖怪とはなんだろう;鬼―人を恐れさせる鬼と人に恵みをもたらす鬼 ほか)
2 水の妖怪(妖怪と幽霊はどう違うのだろう;河童―川や沼にあらわれるなじみの深い妖怪 ほか)
3 里の妖怪(妖怪があらわれるのはどんな場所だろう;狐―稲荷神の使いも、いっぽうでは人を化かす ほか)
4 屋敷の妖怪(妖怪はいつあらわれるのだろうか;化け猫―尻尾の先が二つに分かれて魔力をもつ古猫 ほか)
著者等紹介
岩井宏實[イワイヒロミ]
国立歴史民俗博物館名誉教授・帝塚山大学名誉教授。文学博士。1932年、奈良市生まれ。2016年逝去。立命館大学文学部卒業。大阪市立博物館主任学芸員、国立歴史民俗博物館教授、同民俗研究部長、大分県立歴史博物館館長、帝塚山大学教授、同学長などを歴任。専門は民俗学、民具研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たまきら
拡がる読書会@大阪