内容説明
宿命のライバル、『羅漢』の中河原と『ヴァージニア』のレスナーは、21世紀の日本海で触発激戦したものの、勝負がつくかに見えたときにともに太平洋戦時下にタイムスリップした。そこで両潜水艦はふたたび激闘。が、羅漢は日本海軍にその存在を知られることなく、またヴァージニアもアメリカ海軍に知られることなくの隠密下での戦いだった。その間、戦艦『大和』はパナマ運河破壊作戦を敢行し、『羅漢』は海面下からそれを支援、『ヴァージニア』はアメリカ海軍を支援。ともに三つ巴、四つ巴の熾烈な海戦になってゆく。
著者等紹介
北野左近[キタノサコン]
1975年、福井県生まれ。幼いころから放浪癖と空想癖が強く、大学卒業後しばらく国内外で放浪生活を送った。遺跡発掘現場、軍事施設などを重点的に体験しているうちに、軍事知識を得て戦記作家としてデビュー
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