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出版社内容情報
九印連合直参五劫興行・会長代行の南方律は30年前に男に暴力を振るわれてる幸子を
助けて以来、その後も男に尽くしてお金まで渡してしまう幸子の面倒を見ていたが…
シスターフッドストーリー「ラブソング」はじめ倫理〈エチカ〉を問う3編を収録!
女2人の共依存・自分を捨てた母との再会・闇の「掃除屋」が語る死の哲学…
新興ヤクザ「七妖会」をめぐるエモーショナル・アウトロー・オムニバス!!
俊英作家の極道倫理学シリーズ第1巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリエル
7
ピエール手塚漫画の特徴は一見異常なんだけどごく普通の事について語り合う形式で創作されていることだと思ってる。理屈が勝つというやつで冨樫タイプとでもいうか。この本もそんな感じでみんなが自分の人生哲学についてちょっとだけ荒っぽくトークすることで成り立っている。2話目とか特にそうだね。2023/04/26
なつのおすすめあにめ
5
二巻のamazarashi推薦帯につられて、まずは一巻を。amazarashiの虚無病も好きだけど、この漫画の虚無病も良かった。2023/10/14
たけのこ
3
ヤクザ短編集ですね。全体的に陰のある絵柄の雰囲気がアングラ加減を助長していますね。ヤクザものとはいえそんなに物理的にグロい感じはないのですが、言葉のナイフで心の蔵をどつきあうみたいなエグさがあふれています。2023/09/13
プロムナード
3
面白い! 作者の人生観が絵にもストーリーにもセリフまわしにもびっしりしみ込んでて、老舗料理店のおでんのような味わい。2022/10/23
tamski
1
登場人物が交わす議論がクリシェじゃなくて、読んでて飽きない。2024/09/23