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出版社内容情報
ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた
陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に氏族間抗争で
命を狙われる女性が駆け込んだ時、壮絶な撤退戦の幕が上がった。
自衛官の男たちの絆と献身が描かれた日本推理作家賞受賞作のコミカライズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
9
<未だかつて 戦ったことのない軍隊である自衛隊が こんな成り行きで戦うことになろうとは――>アフリカのジブチに派遣された陸上自衛隊第1空挺団。墜落したヘリの救助要請が入り、12名で現場へと向かう。生存者はおらず、日没のため、遺体の回収を翌日に決め、野営を行うが、そこに女性が助けを求めてやってくる。ある小氏族が、敵対する小氏族を一方的に虐殺。その女性は、生き残りだった。そして、彼女を追ってきた男たちの襲撃を受け…(続く 2023/11/13
臓物ちゃん
4
ウワーッ朝比奈1曹の入身からの転換だーッ!そんなキャラがみんな想像通りにカッコよくて嬉しいコミカライズ。じっくりキャラの心情を描きながら進むので完結はまだまだ先。気軽に待つぜ。2022/09/17
笠
4
3.5 作者初読。日本推理作家協会賞を受賞した小説のコミカライズとのことだが、原作は未読。ソマリア士族の娘を人道的保護した自衛隊が現地の争いに巻き込まれる、という導入だが、敵対した現地人の会話の通じなさ、国際的な常識の通じなさみたいなものが物凄い恐怖を醸し出している。ISISに殺された湯川・後藤両名とか、カンボジアの中村医師とか、異国で銃を向けられる恐怖は半端じゃなかったろうな。今のところかわぐちかいじチックなミリタリー漫画の様相だが、原作は推理小説とのことだから、今後何かミステリ要素があるのだろうか?2021/12/03
toriarii
3
月村了衛氏の原作漫画を読むのは初めて。普通というか自衛官を経験していると違和感があるというか、設定が空挺団隊員の設定なんで、困るのは政治的判断や、連絡手段だよなぁとか思ってしまう。こういう危険度の高い場所に派遣される場合はそれなりの準備をしてから行くはずなので、心理面の葛藤はあっても訓練で叩きこんだ動きで局面に立ち向かうことになると思ってしまうんですよ。なので話の展開に違和感をを感じるんですよ…。紛争地帯に赴くジャーナリストと、軍務(隊務)経験ありのボディガードの組み合わせならもっと面白かったかも。2021/10/28
毎日が日曜日
2
⭐️⭐️⭐️2021/10/12