感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃむこ@読メ13年生
13
999号が遂に、終着駅・惑星大アンドロメダに到着。この期に及んでなお機械の身体になることへの葛藤が止まない鉄郎。メーテルの正体・目的も明らかとなるが、彼女もまた、鉄郎だけは犠牲にしたくないという思いに苦悩する。旅を終えた鉄郎は「限りある命だから人は一生という時間の中で精一杯頑張る、短い時間の中で何かをやり遂げようとするから、お互い思いやりや優しさが生まれるんだ」と悟った。安らぎよりも素晴しいものに気づいたふたりは、それぞれの新たなる旅路を歩き始める。読了して「銀河鉄道999」の歌詞の真の意味を理解した。2014/05/20
紫伊
12
「だけどひとつだけはわかったよ 限りある命だから人は一生という時間の中で 精いっぱい頑張る…… 短い時間の中で何かをやりとげようとする… そうだからおたがい思いやりややさしさがうまれるんだって…」(その4 惑星大アンドロメダ)2016/03/11
月をみるもの
8
メーテルのモデルが、シーボルトの孫だったという嘘のような本当のような誤解のようなお話し:https://ameblo.jp/kobasirikunn/entry-11143851148.html2018/07/15
仲本テンカ
4
ついに終着駅。少年は青年へ…。2013/03/17
あらなみ
2
ネタバレしてます! メーテルの正体がわかったわけだけれど、機械の体が貰える事が噂にならなかったのに納得。メーテルはあの見た目に騙されるけれど、精神年齢的には少女のままで止まってるのでは? ママが喜ぶから訳ありの少年達を迷わず連れて行けた。でも鉄郎と関わって疑問を持ってしまった。そう思えば、やけにメーテルの言動が幼稚なことにも納得がいく。鉄郎がいつか夢をみた、機械の体をタダで手に入れる星なんてどこにもなかった。2019/11/30