ＳＧコミックス 恐之本 - 高港基資ホラー傑作選集

高港基資

少年画報社（2012/08発売）

• サイズ コミック判／ページ数 255p／高さ 18cm
• 商品コード 9784785938918
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

なめてた。徐々に高まるボルテージ、後半の『二十年女』と『駐在所』の怖さ加減ときたら、キング真っ青だよ!!『二十年女』のお姉さん、いったい何!なんなのっ！だんだん虚ろになってゆく双瞳…ヤバいよ!!得体の知れなさＭＡＸだよ…そして『駐在所』のつくりのうまさ。怖いよっ！ちょっ、ちょっと待ってよ…

2013/05/03

[ガーガー]

身も凍るような怖い話ばかり。普通に過ごしててこんな事に巻き込まれたらたまったものじゃないな…。

2016/08/26

[しぇん]

人間と幽霊の怖い話がバランスよく混ざってますね。幽霊だと「20年女」。人間だと「泣く女」「指きりげんまん」が怖かったです。20年女は顔の書き方が怖かったですし、人間の狂気が怖かったです。

2018/08/12

[hannahhannah]

最初の数話はそれほどでもなかったが、「泣く女」辺りからエグくなり始め、「指切りげんまん嘘ついたら……」は強烈なサイコホラーになる。平山夢明の『東京伝説』に出てきそうな話。１１話収録されてる中で後味良い話は１話のみ。中年男性の絵が浦沢直樹の描く絵にそっくりだった。

2017/10/21

[Ｄ４Ｃ]

変化球ではなく、直球ど真ん中の、ガチホラー。ここまで純粋なホラー作品は、意外とありそうでなかったのかも。もちろん、心霊的恐怖も扱いながら、人間的恐怖も題材としており、恐怖を楽しみたい方には、うってつけの一冊。個人的には、指切りげんまん嘘ついたら・・・が、めちゃくちゃ怖かった。サイコすぎて、全く理解できない人間の恐怖。面白かったです！

2017/05/10