内容説明
公正取引委員会が開催した「独占禁止法違反行為に係る民事的救済制度に関する研究会」は、独占禁止法違反行為に対する私人による差止訴訟制度の導入について検討を行い、平成11年12月に中間報告を取りまとめた。その後、差止訴訟制度に係る論点も含め、同法違反行為に係る損害賠償訴訟制度の充実について検討を行い、検討結果を「独占禁止法違反行為に係る民事的救済制度の整備について」として取りまとめた。本書は、研究会の事務局を務めた公正取引委員会事務総局が、研究会報告書のほか、参考資料を整理したものである。
目次
「独占禁止法違反行為に係る民事的救済制度の整備について」の解説(はじめに;研究会における検討の経緯;報告書の概要;おわりに)
「独占禁止法違反行為に係る民事的救済制度に関する研究会」報告書(独占禁止法違反行為に対する私人の差止請求権の導入について;損害賠償訴訟制度の充実について)