内容説明
「人」と「物」概念を仮想空間にむけて再構築する。
目次
第1部 デジタル時代の民事法(総論;国際機関による私法ルール形成と仮想空間への応用可能性)
第2部 デジタル資産の法理論(デジタル技術の進展と民事法の応答―金融分野における議論を素材として;資産のトークン化の意義と課題 ほか)
第3部 デジタル資産法をめぐる国際的動向(神田秀樹先生に聞く デジタル資産と私法に関するUNIDROITの原則;ELIデジタル資産の担保利用に関する原則について ほか)
第4部 アバターの民事法的側面(デジタル資産とアバターの民事法;仮想空間における法人格 ほか)
第5部 仮想空間・アバターと紛争解決(メタバース・アバターと国際私法―国際私法理論に何をもたらすか;アバターと紛争解決)
資料 対訳 デジタル資産と私法に関するUNIDROIT原則
著者等紹介
小塚荘一郎[コヅカソウイチロウ]
学習院大学法学部 教授
曽野裕夫[ソノヒロオ]
北海道大学大学院法学研究科 教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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