出版社内容情報
2023年度事業再生研究機構シンポジウムの概要を書籍化
立案担当者と有識者が、中間試案段階の担保法改正に関する議論の論点整理とともに、理論と実務の両面から倒産・事業再生の検討課題を探る。15人の研究者・実務家による担保法改正に向けての期待を込めた論稿を収載。
内容説明
“2023年度事業再生研究機構シンポジウム”を書籍化。立案担当者と有識者が、中間試案段階の担保法改正に関する議論の論点整理とともに、理論と実務の両面から倒産・事業再生の検討課題を探る。15人の研究者・実務家による担保法改正に向けての期待を込めた論稿を収載。
目次
第1編 シンポジウムの概要(動産・債権を目的とする担保法制(1)―担保権の設定段階
動産・債権を目的とする担保法制(2)―担保権の実行段階
事業を目的とする包括的な担保法制)
第2編 担保法改正に関する倒産・事業再生と金融からみた15の視点―改正の背景にある課題とこれから(債権譲渡担保と債権質の異同、あるいは債権譲渡との隔たりについて;日本と欧米の担保概念の違いに起因する実務混乱の早期収束を願う―全資産担保(事業成長担保権)を取り巻く制度・実務改善の必要性
担保権を梃子にした回収事例
倒産手続開始決定後の集合動産譲渡担保権の効力
倒産手続における担保権の変容―倒産時における非典型担保の取扱い ほか)