出版社内容情報
経営の視点で法務を捉え直し変革していく「Legal Operations」の実践的手引書!
経営の視点で法務を捉え直し、より経営に役立つものに変革していく米国発の取組である「Legal Operations」について、「Core12」というフレームワークを用いつつ、日本の企業法務実務を踏まえて体系的にまとめた、これからの時代の「企業法務の教科書」。日本企業の国際競争力強化のヒントがここに!
内容説明
法務機能強化の具体策がここに!今話題の「リーガルオペレーションズ」を総合的に解説した日本初の実務書!!
目次
第1章 Legal Operationsへの招待―なぜ今Legal Operationsなのか?(Legal Operationsとは何か;Legal Operationsと法務機能の強化;法務責任者から見たLegal Operations;Legal OperationsとLegal Risk Mannagementの交錯)
第2章 Legal Operationsのフレームワーク―CLOC Core 12(Core 12の概要;Core 12詳説)
第3章 Legal Operationsの取組―CLOC Core 12の実践(組織と戦略;業務と人材;外部専門家と予算;情報と知見の管理;テクノロジーとデータ;プロジェクトマネジメント)
第4章 日本におけるLegal Operationsの現状と課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
4
Legal Operationsの教科書のような書籍。Legal Operationsは、いわゆるビジネス部門の組織運営に関する考え方を法務部門にも取り入れていくという発想で提唱されているものであり、本書ではその内容が整理されている。個人的にには、読みながらふむふくと思っていたのだけど、読んでいた感覚としては経営学系の書籍を読んで感じるものと同じであった。というか、法務部門も会社の一部門である以上、ビジネス部門の組織運営の考え方を学ぶの当たり前だと思う。あえてこういう取り組みが必要な理由もわかる。2024/05/02