出版社内容情報
企業が直面する課題について英文契約例などを紹介・解説し、最適解を示す
海外子会社におけるコンプライアンスをいかに実現するか、どのような体制の構築が効果的か。第一線で日本企業をサポートする著者が、目配りすべき海外の法令、国際的な基準や裁判例等を紹介しながら、実務で問題となる点について解決策を示す。「海外子会社との経営管理契約」等、英文契約例も収録。
内容説明
海外子会社にて実現を期待される「経営管理」や「コンプライアンスの国際的な水準」、さらにはその実現方法までを経験豊かな著者が解説する。標準的な経営管理契約(英文)のひな型を掲載。親子会社間の適切な情報連携を可能とする仕組みを紹介。米国における法執行の実態を解き明かす。
目次
第1章 海外子会社に対する実効的コンプライアンス・プログラムの必要性(問題の所在;法的要請)
第2章 海外子会社に対して実効的コンプライアンス・プログラムを求める根拠(問題の所在;法的枠組みの必要性 ほか)
第3章 海外子会社に対する実効的コンプライアンス・プログラムのための環境整備(社内規程の整備;秘密保持の例外設定 ほか)
第4章 海外子会社における実効的コンプライアンス・プログラムの枠組み(問題の所在;実効性のあるコンプライアンス及び倫理プログラムについて ほか)
著者等紹介
井上朗[イノウエアキラ]
ベーカーマッケンジー法律事務所パートナー弁護士(日本国・米国ニューヨーク州)。博士(法学・中央大学)。専門は、米国反トラスト法、競争法及び独占禁止法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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