出版社内容情報
国際交渉・国際調停の実務について、豊富な具体的事例を踏まえて解説する
企業間の国際商事紛争解決において国際調停を経験した日本企業は少ないが、国際調停を深く知れば、複雑な商事紛争を効果的に低コストで解決できる可能性がある。本書は、企業法務での経験豊かな著者が、国際調停の準備から終結に至る各段階について、豊富な具体的事例を踏まえて解説するもの。
内容説明
国際調停の具体的な姿を詳述し、国際交渉との関係を明らかにする。国際交渉・調停の準備、開始、終結の各段階のポイントを詳述。国際調停を利用する意義について具体的な事例を通じて解説。これまで未検討である国際交渉と国際調停の関係を考察する。
目次
第1章 イントロダクション―なぜ、今、交渉と調停か
第2章 国際交渉―準備、開始、終結
第3章 国際調停―準備、開始、終結
第4章 国際調停の最前線
第5章 国際調停から交渉へのフィードバック
第6章 まとめ
著者等紹介
小倉隆[オグラタカシ]
同志社大学法学部法律学科教授。ニューヨーク州弁護士。1983年東京大学法学部卒業。1983年大成建設株式会社入社。1989年ジョージワシントン大学比較法修士。1993~1997年インドネシア・ジャカルタ勤務。2005~2008年米国カリフォルニア州勤務。2019年法学博士(神戸大学)。2019年同社退社、同志社大学法学部法律学科教授就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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