出版社内容情報
コーポレートガバナンスの主役たる社外取締役の役割についての実務解説書
ガバナンスの柱として重要性が増している社外取締役であるが、その具体的な役割は何か。会社側はどう活用すればよいか。本書はそうした疑問に答えつつ、実務上留意すべき点につき、会社、社外取締役双方の視点から、具体的な場面ごとに解説。筆者の社外取締役としての実務経験も豊富に盛り込んでいる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ohe Hiroyuki
1
コーポレートガバナンスに精通した弁護士による社外取締役の概説書である▼会社法やコーポレート・ガバナンスコードについての基礎的な情報から、実務についての著者の率直な考えまで記されていて読みやすく、かつ、読みごたえのある本である▼社外取締役候補をどのように探すのか、社外取締役になったとして取締役会の運営や株主との対話はどのようにするべきかなのかといった点など実務に即した記載がなされている▼我が国の会社経営にどのような変化が生じているのかを探るのにも本書は有益である。2022/09/22
けんおじ
0
改訂2021コーポレートガバナンスの対応を踏まえた内容で、特に社外取締役会の視点に立った教科書的なもの。社外取締役に選任された人、事務方いずれにも役立つ。2021/09/01