出版社内容情報
あなたが法務部に配属になったら、まず本書を読んでみよう
法務部に配属になったらまず読むべき入門書。個々の法律を学ぶというよりは、会社組織の中で法務部員として活躍するために必要な心構えが何かを知り、行動力を養うために必要な事柄を具体的にナビゲートする、これまでにないタイプのハンディな書籍。
内容説明
ようこそ法務部門へ。「心構えと行動力」。会社組織の中で、法務パーソンとしてあなたが活躍するためのヒントを、企業法務の先輩が、ナビゲートします。
目次
1 LEARNING―法務パーソンとしての意識と心掛け
2 ART―法務パーソンの行動のヒント
3 PRACTICE―法務パーソンの実務テクニック
4 INPUT―法務パーソンの情報収集テクニック
5 TOMORROW―法務パーソンのキャリアを考える
6 ROUNDTABLE TALK
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hatann
8
法務部員の仕事や心構えについての入門編のような体裁をとる。経営法友会のメンバー企業の法務部長たちが自ら著して編集するもので、内容は相当に錬られている。日本でコンプライアンスが声高に指摘されるようになった2000年以降にて法務と経営の接近が始まり、法務業務がリスクマネジメントでありクライシスマネジメントであることが認識され、従来型の契約法務・紛争解決法務の意義も再認識された。この点、2010年ごろから始まった弁護士事務所の情報発信力の強化も大きい。今後は、リーガルテックやナレッジマネジメントに注目であろう。2021/10/18
Go Extreme
1
法務パーソンとしての意識と心掛け:企業法務の仕事 マインドセット リスクマネジメント 行動のヒント:案件に向き合う 外部弁護士 うまくこなす 実務テクニック:契約レビュー 法律相談 報告書・メールの作成 プレゼンテーション 会議のアレンジ力 情報収集テクニック:法令・判例調査は基本の「き」 情報収集アイテム 自己啓発のススメ キャリアを考える: 2年目以降のキャリアを想像できますか 20年後のあなたをシミュレーション 法務のやりがちとは:解きほぐす・組み立てる仕事 先々まで残る仕事 対外的に認められる 2021/04/30
shellgai
1
法務になったばかりの人向けのとてもいい本。基本的な内容ではあるけど、意外と深いことも書いてあって、1年目以外の人にも良いと思う。2021/04/05
けんおじ
0
タイトル通り「今日から法務」になる人には必須と言っても過言ではない本。 心構え、所作、業務上の注意点などが幅広く取り上げられており、どれも読んでいて身が引き締まる。経験者であっても、所々立ち止まったときに見返したくなる。2021/04/05