出版社内容情報
スタートアップ投資に関するモデル契約を示すとともに最新の実務を解説する
スタートアップ企業に対する優先株式を用いた投資契約について、モデル契約を提示した上で各条項の逐条解説を行う。米国の契約実務との比較分析を加えながら、わが国におけるスタートアップ投資実務の到達点を明らかにし、今後の議論の発展に寄与する。スタートアップ投資関係者の必携書。
内容説明
スタートアップ投資関係者の必携書。優先株式を用いたスタートアップ投資についてモデル契約を提示。米国の契約実務との比較分析を加えながらモデル契約を逐条的に解説。わが国におけるスタートアップ投資実務の到達点を明らかにする。
目次
1 序論―日本のスタートアップ企業を取り巻く環境の過去10年間の変化と優先株式を用いたスタートアップ投資契約の広がり(日本のスタートアップ企業を取り巻く環境の変化;優先株式を用いたスタートアップ投資契約の意義 ほか)
2 優先株式発行要項(募集事項;剰余金の配当 ほか)
3 株主間契約(総則;対象会社のガバナンス ほか)
4 株式引受契約(定義;本件株式発行の内容等 ほか)
5 スタートアップ投資契約の日米比較―日本でシリコンバレーモデルはできるのか(総論;種類株式発行要項 ほか)
資料
著者等紹介
宍戸善一[シシドゼンイチ]
武蔵野大学法学部教授、一橋大学名誉教授、弁護士(第一東京弁護士会)。法学博士(東京大学)。1980年東京大学法学部卒業、同年同学部助手。成蹊大学法科大学院教授、一橋大学大学院法学研究科教授を経て、現職。1995年財団法人中小企業総合研究機構「創造的中小企業組織法制研究会」座長、2000年通商産業省産業政策局「プライベートエクイティファイナンス事業環境整備研究会」座長、2001年VLF(ベンチャー・ロー・フォーラム)を設立、2005年ハーバード・ロースクール客教授としてベンチャー企業について講じる。2000年~2006年経済産業省産業構造審議会委員、2002年~2005年法務省法制審議会商法部会(会社法の現代化)幹事、2007年~2010年RIETIファカルティーフェロー等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- ぷりぷり!! MF文庫J