出版社内容情報
AI導入に際してベンダ側との公正・公平な契約関係を構築するための必携書
AIの利用・普及のため経産省が策定した「AI・データの利用に関する契約ガイドライン」について、システム開発契約やAIに造詣の深い著者がユーザ側の視点にたって検証を行い、秘密保持契約・導入検証委託契約書など、開発段階に応じた契約形態ごとに経産省モデルとは異なる適切な契約条項を提案する。
目次
第1章 AIの基本的知識(AIとは;AIの起源と歴史 ほか)
第2章 AIと知的財産権(AIに関連する法領域;AI開発の過程で用いるデータ等と知的財産権 ほか)
第3章 AI開発プロジェクトの進め方(AI開発とAIシステム開発とは;AI開発のプロセスとその特殊性)
第4章 AI開発の契約類型と交渉ポイント(AI開発に関する契約体系;ユーザとベンダの利害関係の対立 ほか)
第5章 AI開発に伴う各契約のモデル契約と逐条解説(AIシステム開発に伴う契約関係;企画・アセスメント段階の契約書:秘密保持契約書のモデル契約 ほか)
著者等紹介
西本強[ニシモトツヨシ]
1973年富山県生まれ。1999年東京大学法学部卒業。2000年西村総合法律事務所(現西村あさひ法律事務所)。2002年日比谷パーク法律事務所。2006年米国コロンビア大学ロースクール修士課程LL.M.修了。ヒューズ・ハバード・アンド・リード法律事務所勤務。2007年ニューヨーク州弁護士登録。日比谷パーク法律事務所復帰。2010年日比谷パーク法律事務所パートナー就任。2019年日本ディープラーニング協会のディープラーニングG検定取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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