出版社内容情報
シンジケート・ローンはわが国を含む多くの国々で広く使われる金融手法であるが、その法的性質や各国の規制の差異など論ずべき点は多い。本書はグローバルな視点から、各国の市場、契約実務、法律問題等を比較しつつ、法的論点を多角的に検討する。実地調査の成果も踏まえており、実務上も有益な情報も多く含む。
内容説明
わが国のみならず、世界各国の市場、契約実務、法律問題等を比較しながら、多角的な検討を行う。
目次
シンジケート・ローンをめぐる問題状況
第1部 シンジケート・ローンとローン市場(日本のシンジケート・ローン市場;シンジケート・ローンとローン市場の分析枠組み)
第2部 海外のシンジケート・ローン市場(英国;米国 ほか)
第3部 シンジケート・ローン契約書の比較(利息・手数料;表明保証―コベナンツとの関連において ほか)
第4部 シンジケート・ローンの法的問題点(シンジケート・ローン取引における情報提供義務;利益相反 ほか)