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出版社内容情報
研究者たちによる民法学の承継と改正民法下での新たな論究2017年5月、民法(債権法)の改正法が成立した。債権法改正に至るまでの背景や議論について研究者たちがあらためて考察を行い、さらに改正法のもとでも残された課題、新たな論点について論究する。?では総則・総論、?では債権総論と契約、?では契約を取り扱う。全3巻本。
安永 正昭[ヤスナガ マサアキ]
監修
鎌田 薫[カマタ カオル]
監修
能見 善久[ノウミ ヨシヒサ]
監修
目次
債務不履行と不法行為の帰責構造―債権法改正の経緯に着目して
債務者の帰責事由の位置づけ
損害賠償の範囲
過失相殺
債権者代位権
多数当事者の債権および債務(保証債務を除く)
保証人の保護―その方策の拡充を中心として
債権譲渡の対抗要件制度に関する法改正の日仏比較
将来債権の譲渡とその効力の限界
免責的債務引受・債務者交替による更改―「求償権を認めない」規定の考察
「差押えと相殺」に関する民法改正について
契約の機能―プリンシパル=エージェント理論に基づく最適契約のデザイン
契約締結過程における情報提供義務
典型契約規定の意義―典型契約冒頭規定を中心として
事情変更の法理
継続的契約―日仏民法改正の対照