エッセンス景品表示法

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784785726072
  • NDC分類 671.3
  • Cコード C3032

出版社内容情報

景品表示法の基本的な考え方(エッセンス)を分かりやすく解説。燃費不正データ問題や水素水問題など表示どおりの商品が供給されないことに対する消費者の視線が厳しくなっており、企業では景品表示法コンプライアンスの必要性が高まっている。本書では、マーケティング担当者や法務担当者が景品表示法の基本的な考え方(エッセンス)を分かりやすく理解できるように解説。

古川 昌平[ルカワ ショウヘイ]
著・文・その他

内容説明

広告表示をめぐるコンプライアンスの必要性が高まる今、景表法の基本的な考え方(エッセンス)を示す一冊!マーケティング担当者・法務担当者など、これから学びたい・学び直したいすべての人へ。

目次

第1部 概説―消費者保護法による表示規制と景品規制(景表法の目的と本書の大きな構成;消費者保護法による一般的な表示規制;消費者保護法による景品規制)
第2部 景表法による不当表示規制(不当表示規制の概要;表示規制の対象となる「表示」とは何か;誰が不当表示規制の適用を受けるのか;どのような表示が優良誤認表示・有利誤認表示に該当するか;優良誤認表示に関する特別な手続(不実証広告規制)
指定告示に係る不当表示)
第3部 景表法による不当景品類規制(不当景品類規制の概要;不当景品類規制の対象となる「景品類」とは何か;「景品類」を提供しているのは誰か(誰に不当景品類規制が適用されるのか)
「景品類」を提供する場合の具体的な制限
(若干の)事例研究)
第4部 事業者が講すべき管理上の措置(「必要な措置」を講じる義務;管理措置指針概論)
第5部 公正競争規約(公正取引規約の概要;公正取引規約の効果)

著者等紹介

古川昌平[フルカワショウヘイ]
弁護士(弁護士法人大江橋法律事務所)。2003年立命館大学法学部卒業。2006年同志社大学法科大学院修了。2007年12月弁護士登録(60期)。弁護士法人大江橋法律事務所(大阪事務所)。2014年4月~任期付職員として消費者庁にて勤務(2016年3月まで)。消費者庁課徴金制度検討室政策企画専門官として景表法改正法の立案を担当。消費者庁制度課・表示対策課政策企画専門官として景表法改正法の施行準備および消費者契約法改正業務を担当(2015年1月~2016年3月まで)。2016年4月~弁護士法人大江橋法律事務所(東京事務所)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パキ

4
かなり新しい事例も書いてあるし、深い議論に入り込まないよう、まさにエッセンスに留める形で解説する努力が尽くされていて、読みやすいと感じた。 実務的には効果・効能を示す表示に関する「合理的な根拠」として要求されるものがあまりに困難な点をどうするのか、という点が重要なのだが、そこに明解な答えは出ていない。しかしそれはやむを得ないし、そこは別料金でコンサルティングということになるだろう。2019/06/30

Yuichi Tomita

2
景品表示法をざっくり理解するというコンセプトで、入門書として出来が良い。枝葉はバッサリと除き、わかりやすさを追及している点、そもそもの法の目的を重視している点、事例をかなり紹介してイメージしやすくなっている点が良い。色々と不足はあろうが、入門書に網羅性を求めることが間違っている。 これを足がかりに法令、告示などの原典にあたりたい。2019/10/23

Yuichi Tomita

1
3回読んだので、緑本に進みます。2019/10/29

Yuichi Tomita

1
再読。再読するとよく練られていることが、わかる。まさにエッセンスが詰まっている。 まとめのメモでも作ろうかな。2019/10/24

tacacuro

1
企業におけるマーケティングや法務の担当者が「景品表示法をざっくりと学ぶ」ことができるよう、同法のエッセンスを過去の違反事例を豊富に用いながらわかりやすく解説。とてもコンパクトにまとまっていて実務で使いやすそう。 2018/03/21

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