シチュエーション別提携契約の実務 （第３版）

淵邊 善彦【編著】

商事法務（2018/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 483p／高さ 21cm
• 商品コード 9784785726034
• NDC分類 335.3
• Cコード C3032

出版社内容情報

提携契約の交渉を、具体的な契約条項を示しながらわかりやすく解説。企業成長・再生の切り札である「提携」契約の実務について、具体的な交渉の中で各契約条項がどのようにまとまり、交渉上どのような点に留意すべきかを流れに沿って解説。本書では、第2版以降の最新の実務の動きや法改正等を反映するとともに、共同開発とフランチャイズについての章を新たに追加している。

淵邊 善彦［フチベ ヨシヒコ］
著・文・その他

内容説明

企業成長・再生の切り札「提携」契約の実務について、具体的な交渉の中で各契約条項がどのようにまとまり、交渉上どのような点に留意すべきかを流れに沿って解説。

目次

序章　企業提携総論
第１章　販売提携
第２章　技術提携１（ライセンス）
第３章　技術提携２（共同開発）
第４章　生産提携（製造委託）
第５章　資本提携（合併会社）
第６章　企業買収（株式売買）
第７章　エリア・フランチャイズ
参考資料　交渉後の契約書例

著者等紹介

淵邊善彦［フチベヨシヒコ］
弁護士（ＴＭＩ総合法律事務所）。１９８７年東京大学法学部卒業。１９８９年西村眞田（現、西村あさひ）法律事務所勤務。１９９５年ロンドン大学ＵＣＬ（ＬＬ．Ｍ．）卒業、ノートン・ローズ法律事務所勤務（ロンドン・シンガポール）。２０００年ＴＭＩ総合法律事務所にパートナーとして参画。２００８年中央大学ビジネススクール客員講師（２０１３年から同客員教授）。２０１６年東京大学大学院法学政治学研究科教授。主な専門分野：Ｍ＆Ａ、国際取引、一般企業法務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yuichi Tomita]

再読。参考になる所も大いにある。フランチャイズ契約は、ロイヤルティの定め方やサブフランチャイジーのフィーの取り分などのデータも紹介されており、なかなか興味深い。

2021/04/06

[Yuichi Tomita]

提携契約についての解説書。7つのシチュエーションに分けて解説がなされる。 争いになりやすい条項について、それぞれの立場で条項案を提示し、落としどころの条項案も記載されている。 意外と読みやすく、落としどころ案についてはなるほどと思うところも多い。 とはいえ、7つもの契約を対象としているため内容が薄くなりがちであり、もっと踏み込んで欲しいと思うところもある。著者らに知見があるのだろうということは伺えるが、出し惜しみ感もちょっとあり、想定事例での解説の限界も感じられた。

2021/02/25

[ただの人間]

2版からは共同開発契約とフランチャイズ契約が追加されたらしい。検討する機会が多い割に類書にもありそうで意外とない共同開発契約についてまとまっているのはありがたい点。それ以外のところでも、どのような理由で条項が提案されるか、どのような理由で落としどころを受け入れられるのかという思考が丁寧に書かれており、実際の検討にあたっての補助線とすることができそう

2019/04/28